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2006年12月06日

【環境】コンテナ専用はしけによる輸送実験

関東地方整備局、関東運輸局、京浜三港(東京港、川崎港、横浜港)が、コンテナ専用はしけによる京浜港海上コンテナ輸送実験を行った。
従来のはしけ輸送に比べ、高速で大量のコンテナ輸送が可能なコンテナ専用はしけが就航したことにより、2004年から進めてきた環境負荷の小さい輸送モードへの転換が可能となり、従来型のコンテナ定期輸送が拡大した。大井ふ頭への寄航は初めてで、横浜−東京を2時間弱で運行できることとなる。トラックのゲート待ち混雑も、横持ち輸送をはしけに一部シフトすることで解消が期待できる。

ただ、はしけの岸壁利用枠の確保が困難などの問題点もあり、今後、安全・円滑で効率的な輸送の実現方策を検討する。今回の輸送モード転換実験で、トラック90両分に相当する輸出用実入りコンテナ20フィート16個、40フィート75個が一度に積載され、80%程度のCO2削減が見込まれる。

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投稿者:gotsuat 11:19| モーダルシフト関係 【取り組み内容別】