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2007年01月15日

【環境】不適合のディーゼル車抑制へ

環境省は、3大都市圏(東京・名古屋・大阪)で自動車から排出される窒素酸化物(NOx)、粒子状物質(PM)を削減して大気汚染の改善を図るための最終報告をまとめた。

流入車対策として、対策地域内で一定量以上の貨物を発生させる荷主(着荷主含む)や、自動車が集中する施設の設置・管理者にも排出ガス抑制のための計画提案を求めることなどを検討した「NOx・PM法改正案」を、1月下旬の通常国会に提出し、来年にも施行したい考え。

現行では、特定区域内(3大都市圏)にある事業所に登録されているディーゼルトラックを対象に、厳しい排出基準の設定、遵守が義務付けられているが、特定区域内の高速道路を通行する車両の約6割が他府県からの流入車であるため、排ガス抑制規制を実効性あるものとするには流入車対策が不可欠である。

荷主への義務付け方法として、区域外から貨物を搬入してくるトラックを荷主が基準に適合した車種かどうかチェックし、報告を義務付けるという、間接的な抑制を行うもの。規制対象となる荷主や物流施設の範囲など、具体的内容は2月に検討していく。

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投稿者:gotsuat 11:42| 環境配慮型輸送用機器導入【取り組み内容別】