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2007年02月26日

【物流】大阪港、コンテナ機能集約と渋滞解消へ

大阪市議会の建設港湾委員会において田中市議が市側に対し、大阪・南港の咲洲地区での車両滞留問題について見解を求めた。
これに対し市長は、地域内の交通量調整による慢性的な渋滞の解消や夢洲と咲洲の東側地区の2ヶ所にコンテナ機能を集約する考えを示した。
港 湾局では、咲洲コンテナターミナルの混雑が中国からの貨物増加に伴い急激に進んでいることから、咲洲の東側コンテナターミナルに450両分のゲート待ち車 両を収容する待機レーンを設置し、一般車両の通行をコンテナ車両が阻害しないよう対策を講じた。叉、路上駐車防止のため、駐車排除パトロールを業界団体や 所轄警察署の協力を得て実施している。
しかし、C4・C8・C9バースが合計2万4千平方メートルもあるのに駐車車両が解消しない原因や南港地区でのコンテナ車両が関連する人身事故や追突など の件数が多い点を田中市議が指摘。港湾局は、昨年行なったゲート待ち車両数の調査において、3分の2が昼休みに集中していたため、すべてのターミナルで昼 休みもゲートを開けることにより駐車車両の5割が削減できると予測、実証実験を行なっていく考えを示した。

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投稿者:gotsuat 10:00| その他