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2007年04月13日

【物流】情報通信の活用に関するアンケート調査

全日本トラック協会は、情報通信システムの利用状況などを把握することを目的に昨年 12月に全国のトラック事業者3千社に配布(回収率20.1%)した「トラック事業における情報通信の活用に関するアンケート」の結果をまとめた。
車 載器ではドライブレコーダーやデジタルタコグラフなどの装着が進んでおり、情報化ニーズへの対応で導入した機器としては、到着時間厳守のためのGPS(全 地球測位システム)、温度管理を徹底するための温度センサー、大量の運送依頼を処理するためのEDI(電子データ交換)の順に多かった。
車載器の機能(複数回答)としては、速度状況の把握、燃料消費量の把握、作業状況の把握、GPSによる緯度・経度の把握の順に多く、前回行なった調査に比べて、燃料消費量や速度を把握する機器やGPSの導入が大幅に増加している。
「将来的に導入したい機能」の1位は燃料消費量の把握で、安全や燃費改善、環境負担低減を実現させたい事業者の意向が表れた。
又、全体の4割弱の事業者が電子政府を利用しており、5割超の事業者は情報セキュリティーポリシーに関して理解があいまいだった。しかし、情報セキュリティーポリシーの策定・運用を将来的には実施するとした回答も多かった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:00| その他