<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2007年04月17日

【物流】軽油価格高騰による運賃転嫁

6日、全日本トラック協会は、3月の「軽油価格の影響と運賃転嫁に関する調査」を発表した。全国886事業所中、554事業所が回答。
これによると、荷主と運賃引き上げの交渉を行っている事業者は64.1%で、一部でも運賃に転嫁できたところは38.4%であった。軽油価格高騰によるコ スト増分について荷主と「交渉した」とする回答は21.7%、「交渉している」が42.4%で、合わせると6割を超え、1・2月の調査結果とほぼ同率で あった。「交渉していない」とする回答は33.2%で、交渉の結果をみると、「全く転嫁できない」が依然60.5%で最も多い。「ほぼ転嫁できている」が 1.6%、「一部転嫁できている」は36.8%で、合わせると4割近くになった。運賃の値上げ率は「3〜4%未満」が一番多く23.0%。「2〜3%未 満」と「5〜6%未満」が17.3%で並び、平均は3.9%。交渉の動きにあまり変化はないが、転嫁は少しずつ進んでいる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:00| その他