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2007年05月29日

【物流】ドライブレコーダー搭載効果の調査結果

国土交通省は今月18日、ドライブレコーダーの搭載効果や活用策などに関する2006年度の調査結果をまとめた。
2006年度の実験は、昨年11月中旬から今年2月に実施。バス15台、運送会社保有の2〜4トン車25台にドライブレコーダーを搭載し、「効果分析分科 会」によるデータ分析とともに、ヒアリングやアンケート結果などに基づく利用方法や効果について検討してきた。
検討により、下記事項等が分かった。
1.加速度トリガにより記録を残す「トリガタイプ」とバックアップ用の「連続記録型」を組み合わせることにより適確に画像を記録できる。
2.運行管理データの解析結果などを提供するサービス会社であるASP事業者に「連続記録型」の走行データを送り、運行管理サービスの提供を受けることにより、比較的安く車両の現在地や走行ルートなどの情報を営業所で確認できる。
3. ドライブレコーダーが撮影した映像の活用により、車線警報装置や歩行者・車両の接近警報などの実現に可能性がある。

ドライブレコーダー導入後の事故件数は、「減った」が半数近くを占め、事故率の減少効果があるように見受けられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:00| 行政関連