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2007年06月08日

【物流】国交省 交通関連景気動向発表

国土交通省が5月31日に、3月1日現在 の交通関連企業景気動向調査を発表。貨物・旅客部門ともに1年半ぶりに業況感が改善し、貨物のDI(「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業 の割合を引いた値)と業況見込みDIはプラスになった。これは年2回の調査で、計16業種、貨物はトラック148社、倉庫130社、フェリー33社、内航 海運74社、外航海運52社、港湾運送93社を対象に回答を集計したもの。
貨物全体の業況は、前回(昨年9月)のマイナス10.9から今回は1.2と1年半ぶりにプラスになった。業種別に見ると、トラック、内航海運、外航海運、 港湾運送が上昇に転じた。トラックはマイナス10.8で、前回のマイナス30.3から19.5ポイント回復した。今年度上期の見通しDIも、貨物部門では トラックをはじめ全6業種がプラスと回答し、前回のマイナス11.6からプラス8.3へ改善、トラックは6.1と22.2ポイント回復の動きを見せ、全体 では2年半ぶりの好転となった。又、貨物全体の人手不足感DI(「不足」と答えた企業の割合から「過剰」と答えた企業の割合を引いた値)は、前回より 7.8ポイント上昇の39.9であり、トラックは前回より11.1ポイント上昇の48.6で、更なる人手不足の広がりが問題である。

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投稿者:gotsuat 13:57| 行政関連