<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2007年06月27日

【環境】「環境CSR」推進

東京都トラック協会の環境委員会が、グリーン・エコプロジェクトの実施報告書を発表した。

プロジェクト参加事業者で、過去の燃費データを保有していた31社559両を調べたところ、プロジェクト活動前は3.82キロだった燃費が、参加後に4.11キロと7.5%向上していた。さらに燃料使用量はドラム缶1463本、CO2排出量では766.4トンも削減された。

この燃費向上率7.5%が全参加事業者でも得られたと仮定すると、燃料使用量はドラム缶3677本分、CO2排出量では1926.6トンもの削減効果があったと予想される。

他にもエコドライブによって得られた成果は、社内でのコミュニケーション円滑化やドライバーの意識向上、交通事故発生率に関しては活動前に比べ57%ダウンしており、グリーン経営認証制度、ISO14001に取り組む事業者も出てきている。今年度は
(1)参加規模の拡大
(2)活動効果の詳細な調査
(3)燃費データ分析システムの高度化により「環境CSR(企業の社会的責任)」の推進と、関係省庁や自治体、荷主企業へのPRを行っていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:03| 環境配慮型輸送用機器導入【取り組み内容別】