<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2007年07月06日

【物流】通関業者 日本版AEO設置

先月26日、財務省が 「貿易手続き改革プログラム」についてまとめた。日本版AEO(認定優良事業者)制度では「AEO推進官民協議会」(仮称)を設置し、貨物の集荷から配達 までの貨物情報を一元的に管理しているコンプライアンス(法令順守)に優れたインテグレーターや通関業者に対して、税関手続き面で特例措置を検討したり、 通関士として専門能力の向上策や資格要件の見直しを探ったりする。また、特定輸出申告制度については、7月から臨時開庁手数料をさらに軽減し、事業部門単 位での制度利用という利便性向上策を実施する。
簡易申告制度では、AEO承認事業者を対象に、積み荷目録や混載貨物の事前提出情報を引き取り申告に活用することを検討する。更に、日本版AEO制度の国 際的相互認証への要望により、米国や豪州等とも協議を加速化させ、ASEANやEU間でも政府間対話を積極的に推進し、輸出入申告や入出港届けなどの税関 手続きにかかる利用料金を無料にするなどの通関情報処理システムについても話し合われた。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 17:23| 行政関連