<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2007年07月11日

【物流】JILS、06年度物流コスト調査報告

日本ロジスティクスシステム協会は、「2006年度物流コスト調査報告書」をまとめた。
これは昨年10月から今年3月まで実施したアンケートや文献調査から、コストの実態把握とともに、業種別コスト比率などを集計・分析したもので、調査に当 たり、方針と内容を学識経験者や各業界関係者で構成する委員会で検討し、最終的な取りまとめを行なった。
全業種の売上高物流コスト比率は低下傾向にあるが、2006年度は前年度比0.1ポイント上昇の5.0%となった。又、支払い形態別構成比の推移をみる と、1995年度と比べ2006年度は自家物流費、物流子会社への支払いは減少、専業者への支払いは増加しており、物流業務を専業他社に業務委託する傾向 が強くなっていることが分かった。
物流コスト削減策については、「積載率の向上」が最も多く、次に「在庫水準の削減」、「保管の効率化」、「アウトソーシング料の見直し」の順に多かった。
業種別にみた場合の売上高物流コスト比率は以下のとおり。

業種別売上高物流コスト比率
業種 比率
卸売業 6.5%
非製造業 5.2%
製造業 4.9%
小売業 4.3%

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 17:14| その他