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2007年07月26日

【環境】フェリーによるトラック航送の増加

九州運輸局が、九州各港に発着する長距離フェリーの平成18年度実績をまとめた。

これによると、旅客輸送や自動車などの航送台数は前年度に引き続き減少し、業界全体では苦戦が続いている。その中で、トラック航送台数も全体では0.6%減の91.4万台となっているが、一部の航路で小幅ながらも前年度水準を上回っていた。航路別のトラック航送台数をみると、北九州〜阪神航路は前年度比2.2%増(38万7219台)、中九州〜阪神航路は2.3%増(23万2823台)、南九州〜阪神航路は3.2%減(14万9733台)、北九州〜京浜航路は1.3%増(7万7739台)、中九州〜京浜航路は1.6%増(4万5651台)と、他業界に比べ航送台数が増えている。これについては、ドライバーの労働条件の改善、輸送コストの削減、環境負荷低減意識の高まりなどを背景に長距離フェリーへのモーダルシフト気運が高まっているからとみられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:18| モーダルシフト関係 【取り組み内容別】