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2007年08月09日

【物流】全国純貨物流動量、2000年度より減少

国土交通省は、7月31日に全国貨物純流 動調査(物流センサス)の集計結果をまとめた。全国貨物純流動調査は貨物流動の実態を輸送需要者側から捉え、貨物の真の発着地、産業活動との関連等を明ら かにする為に国土交通省が昭和45年度(1970年度)以降5年ごとに実施しており、今回で8回目の実施となる。第8回調査は2005年10月に実施さ れ、調査対象産業は貨物の出荷量の多い鉱業、製造業、卸売業、倉庫業の4産業を対象としている。
全国の出荷量は3,060百万トンで、2000年の調査に比べて7%減少し、産業別では4産業とも減少している。全国貨物流動量のうち80%が地域内 (10地域)、20%が地域ブロック間の流動しており、個別のブロックでは2000年に比べ関東、近畿の地域内流通がシェアを拡大している。また、代表輸 送機関(貨物が出荷されてから目的地に着くまでに最も長い距離を運んだ輸送機関)の分担率では営業トラックが54%、自家用トラックが27%で全体の 81%をトラック(フェリー含む)を代表輸送機関として利用している。また、出荷1件当たりの貨物量(3日間調査、流動量)は全産業平均1.27トンで、 2000年の調査(1.73トン)に比べ小口化傾向にある。

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投稿者:gotsuat 14:53| 行政関連