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2007年08月21日

【物流】日印港湾・鉄道ワーキング・グループ開始

国土交通省は、日印首脳間の重要協力案件 である貨物専用鉄道の整備計画を進行中で、日印双方の関係者をメンバーとした日印港湾・鉄道接続性向上ワーキング・グループを創設し、7月24日にイン ド・デリーにて第1回ワーキング・グループが開催された。参加者は両政府、インド州政府や各機関の関係者が参加した。インドでは経済成長に伴い貨物輸送力 が逼迫しており、物流の効率化が同国の進めるインフラ整備が主要な課題の一つとなっており、現地の日本企業からも早急な対応を求められている。
現 在、インド政府はデリー〜ムンバイ、デリー〜コルカタの両都市間に貨物専用鉄道新設を計画、同国政府の要請を受けた日本は、国際協力機構(JICA)を通 じて幹線貨物輸送力強化計画調査を行っている。そこで、国土交通省は4月、新設される貨物専用線を含めた鉄道と港湾間の物流接続性向上に向けた協力をイン ド政府に提案し、今回のワーキング・グループが創設された。
第1回ワーキング・グループの結果概要としては、初年度においては、インド西岸における貨物専用鉄道に接続すべき港湾の配置構想、港湾能力の向上等を優先 的に取り上げることについて合意し、本ワーキング・グループの目的、今後の段取り等についても合意した。また、次回の会合を今秋開催することが決まった。

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投稿者:gotsuat 14:42| 行政関連