<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2007年08月24日

【物流】日本発航空貨物輸出の低迷

航空貨物運送協会が07年上半期の航空輸出実績をまとめた。これによると、日本発の航空貨物輸出の低迷が続いており、航空輸出実績は重量ベースで62万8,375トン(前年同期比4.7%減)となった。
上半期の輸出実績を方面別で見ると、北米・中南米向け<TC1>が14万5,483トン(同7.3%減)、欧州・アフリカ向け<TC2>が13万 7,235トン(同8.9%減)、アジア・オセアニア向け<TC3>が34万5,656トン(同1.7%減)となった。
国別では、中国、インド、インドネシアなどが2ケタの伸びを示した。また、ベネルックス向けも好調だった。一方、イギリス、ドイツ、タイ、フィリピン、マレーシア、台湾向けは2ケタ減となった。
日本発の航空輸送は、主力のハイテク関連製品や自動車部品などの海上シフトが著しく、昨年9月以降ほぼ連続してマイナスが続いている。また、相次ぐ燃油サーチャージの適用で運賃が高騰している航空輸送を敬遠する動きが進んでいるとの見方もある。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:35| その他