<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2007年09月07日

【物流】全ト協 ASV走行実験調査報告

全日本トラック協会が、先進安全自動車(ASV)に関する走行実験調査報告書をまとめた。これによると、被害軽減ブレーキを装着した車両では死亡事故の被害が最大で9割軽減されることが分かった。
同調査は、昨年8月から12月まで走行テストを実施し、今年3月にかけてデータ分析などを行ったもので、10両の事業用大型貨物自動車に被害軽減ブレーキ を装着し、走行データをドライブレコーダーで取得した。また、装着車両に乗務したドライバー14人にヒアリングを実施。実験データを活用したシミュレー ションにより、技術の有効性などについて考察した。
ドライバーのヒアリングでは、装置の装着がドライバーに与える影響はおおむねよいことが明らかになり、被害軽減ブレーキの警報および作動についても、危険を知らせる警報の音量やタイミングも「よい」とする意見が多かった。
まとめでは、追突による死亡事故のうち9割が軽減されるという試算を挙げ、「装置の早期の普及が望まれる」としている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 17:34| その他