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2007年11月08日

【物流】大阪湾3港を「阪神港」として一体化

12月1日から施行される港則法施行令の改正により、港則法、関税法上、大阪港・尼崎西宮芦屋港・神戸港の大阪湾3港を1つの港として区域を統合し「阪神港」として位置づけられることになった。
限られた水域に多数の船舶が頻繁に出入りする港の船舶交通の安全確保などを目的に制定されている「港則法」は、船舶交通量の多い501港を対象に、港内の工事作業、速力制限、航法について規制(許可制)している。
また、このような規制に加え、「特定港」に指定されている、大型船舶や外国の船舶が常時出入りする86港では、危険物荷役の許可制、航路航行の義務、入出 港の届出といった規制も課している。現在、大阪港・尼崎西宮芦屋港・神戸港の3港とも特定港に指定されている。
一方、現在、外国貿易船は開港への入港の際、「とん税」、「特別とん税」が関税法で義務付けられている。
関西の「国際物流戦略チーム」では入港料の低減とともに、とん税、特別とん税の軽減と手続き簡素化のため「一開港化」の実現を働きかけてきた。

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投稿者:gotsuat 14:46| その他