<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2007年11月16日

【物流】道路整備10か年計画策定―国交省―

2回にわたる意見募集を踏まえ、国土交通省は今月13日、道路の中期計画(素案)を発表した。
これは、昨年12月に閣議決定された「道路特定財源の見直しに関する具体策」を受け、今後の具体的な道路整備案を10か年計画として策定したもので、以下5項目の政策課題に取り組む。
1.国際競争力の確保(24兆円)、2.地域の自立と活力の強化(33兆円)、3.安全・安心の確保(19兆円)、4.環境保全と豊かな生活環境の創造 (31兆円)、5.以上4項目の実現に資する既存高速道路の有効活用。<カッコ内は事業費の内訳(重複を含む)>
具体的整備目標として、国際競争力の確保では基幹ネットワーク整備を挙げており、物流活動の中核となる拠点的な空港・港湾へのアクセス強化などを推進す る。又、地域の自立と活力強化では、環状道路やバイパスの整備、有料道路における弾力的な料金施策などにより慢性的な渋滞への対策を行う。
年内に中期計画を作成するため、3回目の意見募集を同日から実施し、11月中に完了したい考え。道路局が意見の提出先となる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:11| 行政関連