<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2007年12月07日

【物流】原油高中小企業の9割収益圧迫

中小企業庁は11月27日に『原油価格上昇による中小企業への影響調査』を発表した。
調査は11月上旬から11月中旬にかけて製造業、建設業、運輸業、卸・小売業、サービス業等に属する中小企業を対象として行われ、各業種の1,133社を 調査した。調査項目としては「自社で使用する原油・石油製品の仕入価格の現状・見通し」「原油・石油製品の価格上昇が与える収益への影響」「原油・石油製 品の価格上昇分に対する製品・サービス等の価格への転嫁の状況等」について調査された。
調査結果として、仕入価格が最近4ヶ月の間に上昇した企業は9割を超え、今後とも仕入価格が「上昇する」と見込んでいる割合も94.1%までに達し、「収 益に影響がある」と答えた企業は前回7月の調査の89.7%から92.5%にまで拡大した。運輸業においては9割以上が「収益を圧迫している」と回答して いる。また、原油・石油製品価格のコスト上昇分において、価格転嫁が困難な企業の割合は前回よりも若干上昇し、約9割に上った。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:16| その他