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2007年12月10日

【物流】軽油価格の影響と運賃転嫁に関する調査

全ト協が11月の「軽油価格の影響と運賃転嫁に関する調査結果」について発表した。(11/9〜11/27中に全国856事業所に調査票を配布し、回収した557事業所による結果)
これによると、主要荷主に対しての運賃値上げ交渉については、「交渉した」が21.2%、「交渉している」が43.1%で合計すると64.3%が実際に交 渉を行っている。一方、28.0%は「交渉していない」と回答した。又、交渉を行った事業者のうち1.6%が「ほぼ転嫁できている」、36.3%が「一部 転嫁できている」という結果になり、合計すると37.9%がなんらかの運賃転嫁ができたということになる。転嫁できた運賃の平均値上げ率は3.8%であっ た。
一方、61.0%が「全く転嫁できていない」と回答した。
運賃転嫁の交渉が成功した秘訣・要因としては、「軽油値上がりの社会的認知」や「荷主がトラック業界の苦境について理解があったから」、「日頃から荷主とのコミュニケーションが円滑だったから」等がある。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:11| その他