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2007年12月13日

【物流】トラックドライバー確保方策検討委員会

今月4日、国交省は人口減少にともなうドライバー不足に対応する為、「トラックドライバーを安定的に確保するための方策検討委員会」(3回目)を開き、トラックドライバーの資格制度の在り方や悪質ドライバーの排除方法について意見交換を行った。
具体的には、事業用トラックドライバーを対象とした「専用運転免許証」の創設(仮称;第三種免許)や優良ドライバーの認定・表彰制度の充実、事業用トラックドライバーのランク付けが提案された。
事業用トラックドライバーの専用免許については、トラック事業に従事する全ドライバーに第一種免許よりも内容が高度な試験を実施する新たな種別の“第三種 免許”の創設によって、ドライバー自身のプロ意識の向上と、プロドライバーであることを社会的に認知してもらえる、というメリットがあるとしている。
事業用トラックドライバーのランク付けについては、一定要件(無事故や無違反など)を満たしたドライバーを対象にランク付けを行う制度を作れないかどうか、などが話し合われた。
一方、悪質ドライバーの排除方法については、事故惹起ドライバーやアルコールチェックでチェックされたドライバーの「常時選任運転者」からの除外や配置転換が挙げられ、人材育成の重要性が指摘された。

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投稿者:gotsuat 15:07| 行政関連