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2008年01月28日

【物流】日路連、貨物追跡システムを強化

今月18日、日本路線トラック連盟は特積事業者が相互間で実施している貨物追跡システム「TTTサービス」(トランスポーテーション・トラッキング・トレース・システム)のシステム強化を来年4月中メドに行い、利便性を大幅に向上させる計画であることを発表した。
「TTTサービス」は特積27社が参加しており、路線連盟TTT−ワーキンググループが主体となって管理・運営を行っている。現在、サービス体制は、貨物 追跡、中継渡しEDI(電子データ交換)、配達情報EDIの3つのシステムで実施、運用されている。
今回のシステム強化では、一連の情報処理を高速化とともに、中継渡し情報(出荷情報)の即時送信による幹線・集荷車輌の有効活用や自社で貨物追跡システムを持たない事業者も双方向の情報提供が可能となる等の各種機能を追加、強化する。
これまでは中継渡し情報も委託先での関連情報と同時に1時間間隔で送受信が行われていた為、タイムラグが発生していたが、システム強化により運行管理面で の利便性が一段と高まる。又、末端の配達を、自社で追跡システムを持たない事業者が請け負っている場合が多く「配達のWeb情報入力をさせられている」と いった不満が強かったが、新システムでは末端の配達業者でもインターネットのWeb利用で各種営業統計が集計できるようになり、双方向での情報提供が可能 となる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:54| その他