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2008年01月29日

【物流】国交省 年内に物流向けモデル案まとめ

今月24日、国交省が 「安全かつ効率的な国際物流施策推進協議会」の初会合を開催。去年12月に行われた関税・外国為替等審議会答申で、通関手続きにおけるセキュリティー管理 とコンプライアンス(法令順守)体制が整備された特定優良事業者(AEO)に、船会社、航空会社、フォワーダー、通関業者が含まれることになった為、現行 制度の見直しをすると同時に、物流事業者向け法令順守規則の策定を官民合同で検討した。
国交省によると、国際運送事業者を対象とするAEO法令順守規則モデル案検討ワーキンググループを立ち上げ、既存の制度と共通しない運送業務にかかる部分 のモデル案を、2年前の3月に策定された「物流事業者による保安措置の強化に関するガイドライン」を踏まえた上で作成することとした。又、海上コンテナ輸 入貨物のリードタイムの24時間以内への短縮に関するアンケートの実施や、電子タグを用いた物流セキュリティー確保の為の実証実験の状況を確認した。更 に、法令順守規則作成後の監視体制や運送事業の元請け下請けの問題点についても話し合われた。
ワーキンググループは来月より3回開催され、作成されたモデル案については3月28日に行われる同協議会で取りまとめる予定。

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投稿者:gotsuat 11:54| その他