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2008年01月30日

【物流】交通労働災害防止専門家検討会開催

厚生省は今月24日、交通労働災害防止専 門家検討会を開催した。同検討会は自動車運転者の運転状況、睡眠時間と交通労災発生との関連について、最近の知見を踏まえ防止策を検討。検討項目は、1. 走行計画の作成とそれに基づく管理、2.運転者教育、3.荷役作業に伴う配慮などで、走行計画には運転者の休憩時間、拘束時間、荷役作業の有無と所要時間 を盛り込んでいる。安全教育に関しては、警察などからの交通事故情報、交通事故の危険を感じた事例、ドライブレコーダー、デジタコの記録などから判明した 安全走行に必要な情報を日常の教育に生かすこととしている。荷役作業に関しては、毎回負担のかかる作業を行うと事故が起こりやすくなるという調査結果か ら、荷役作業による運転者の身体負担を減少させるため「台車・テーブルリフトなどを設備し、安全な荷役作業方法について教育を行う」との項目を設けてい る。荷主・元請けとの関係では、荷主からの要求の受容度が高いほど、事故が起こりやすくなるという調査結果から、「荷主・元請事業者は、実運転事業者に対 して、安全運行の確保が出来ない可能性が高い運行依頼は行わない」との項目を新設した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:53| 行政関連