<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2008年01月31日

【物流】07年度「トラック運送事業の賃金実態」

全日本トラック協会は、07年度におけるト ラック運送事業者の賃金や賞与、労働条件などを調査し、「トラック運送事業の賃金実態」をまとめた。(今回で41回目)この調査は春闘シーズンを前に、ト ラック運送事業の賃金などの傾向を継続的に探る為に毎年実施している。今回は特積211社、一般2,377社を調査したものである。
この調査によると、07年5月〜7月の全職種(特積、一般、事務員、荷扱手、整備・技能員までを含む)1人1ヵ月平均賃金(賞与は除く)は、32万 1,700円。前年度と比較すると1,200円下回った。前年度は5年ぶりのプラスとなったが再度マイナスに転じる結果となった。
特積においては、全職種平均32万500円と前年度2,700円のマイナス、賞与を含めて見てみると5,700円マイナスの36万1,300円となり、5 年連続のマイナスとなった。一般は32万2,400円(0.1%減)、賞与を含めると36万3,300円(0.2%減)。トラック運送事業の7割を占める 男性運転手の平均を見てみると、特積、一般を合わせて33万1,900円(0.5%減)、賞与を含めると36万6,500円(1.1%減)となった。大卒 初任給は特積16万4,000円(1.4%増)、一般17万8,000円(0.4%増)と4年ぶりに前年実績を上回ったが、高校卒の男性運転手については 16万1,500円(1.2%減)と再び減少した。
大都市を100とした場合の賃金格差を見てみると、その他の地域は88.9%と前年の92.3%よりも格差は拡大した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:52| その他