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2008年02月07日

【物流】1〜3月期の荷動き見通し―日通総研―

先月31日、日通総合研究所は企業物流短期動向調査を発表した。
これによると、2008年1〜3月期の国内向け出荷量「荷動き指数」が2007年10〜12月から5ポイント低下し、マイナス2になる見通しになることが分かった。
業種別にみると、精密機械、金属製品がゼロ水準まで戻すが、紙・パルプがマイナス7、窯業・土石がマイナス12、化学・プラスチックおよび消費財卸も「水面下」まで低下する。
一方、輸送用機械は引き続き好調に動き、プラス17になる見通し。
利用機関別「利用動向指数」でみると、宅配便を除く全ての輸送機関がマイナスに転じる見通しとなっている。
又、運賃・料金動向は全ての輸送機関で動向指数の上昇が見込まれ、コスト上昇分の運賃転嫁は続く見通し。
荷主企業の荷動き見通しがマイナスとなるのは4年半ぶりで、背景として、米国のサブプライムローンといった不安定要因や改正建築基準法の影響による企業心理の低下傾向が考えられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:30| その他