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2020年10月19日

【知 識】さくらインターネットと国立遺伝学研究所が包括的連携


さくらインターネットと国立遺伝学研究所は共同研究開発や研究・人材交流等、相互協力が可能な分野で連携・協力を効果的に実施する包括的な連携の協定を締結した。

協定に関連して、さくらインターネットの組織内研究所・さくらインターネット研究所と、国立遺伝学研究所 生命情報・DDBJセンターは、「大規模研究データのライフサイクルデザインに関する研究」に関する共同研究も開始した。

近年の生命科学は、日々大量に産出される新規ゲノムや変異解析などの様々なデータに高性能計算機による解析を施し、目覚ましい進歩を遂げている。このように大規模化する研究データ処理を中心に置いた環境では、そのデータの一次的利用や、さらに二次的利用を含めたデータのライフサイクルのマネジメントが重要になってくる。

特にSociety 5.0(※)で実現される社会においては、より高い付加価値を生み出す源泉としてのビックデータの構築が多くの学術分野で実現される。つまり測定データが生み出された時点では想定できない活用が、人工知能(AI)による高度な解析で実現される。

このような時代の要求に答える準備として、大規模なデータを扱う研究のライフサイクルに柔軟な計算需要や迅速なサービスの構築に応えるクラウド機能を運用するデータセンターや、官学民含めた既存の組織の枠を越える広域な連携の技術的・社会的な仕組みが必要になると考えられる。

さくらインターネット研究所は、このような時代の要求に応えるべく、これまで学術分野に閉じてきた研究データのライフサイクルを拡張し、安全かつ効率的に活用できるクラウドバックエンドの実現に不可欠なデータの作成、保存、利用、移動、同期、修正、共有、長期保管破棄などのライフサイクルに対する高度化を高い次元で実現するための研究に取り組む。

※ Society 5.0
サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)を意味する。
狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指すもので、第5期科学技術基本計画において日本が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されました

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識