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2019年04月17日

【知 識】木更津市とNTT東日本 ICTを融合した持続可能な街づくりに向けた共同実証実験


木更津市とNTT東日本はICTを融合した産業分野等における課題解決および産業発展を推進するため、共同実証実験を2019年4月より開始する。

実証実験では、産官学の多様なプレイヤーが、ICTを融合し一次産業、商業、観光、防災、福祉、インフラメンテナンス等の多項目分野で具体的なテーマを決め複数の実証を推進することをめざす。第一弾として「IoTを活用した鳥獣害対策とジビエ産業による地域活性化」を開始する。鳥獣害対策は全国的にも木更津市においても重要な課題であり、実証実験ではイノシシの捕獲対策に加え、産官学連携のうえ、食用肉への加工から販売までの地域産業の創出や活性化の実現をめざす。

現在、国内では少子高齢化に伴う人口減少、地域の担い手不足や財政的な制約等、これまでの経済や社会システムでは立ち行かない様々な課題が顕在化している。こうした中、木更津市は、大型外航クルーズ船の寄航を中心とした観光推進、デジタル地域通貨「アクアコイン」の導入等、地方創生に向けた様々なアクションプランの実行により、定住人口、交流人口が増加しているが、更なる暮らしの利便性向上や高齢者の見守り等、様々な課題と向き合っており、これらの解決を図ることでより魅力的な都市をめざしている。一方、NTT東日本は地域とともに歩むICTソリューション企業として農業・工場向けIoTパッケージ等、様々なソリューションを提供することで課題の解決や産業発展を推進している。

今回実施する実証実験は、木更津市が抱えるさまざまな分野の課題を解決すべく、最新のICTを融合した街づくりを行うことで、木更津市を「地方版スマートシティモデル」とすることをめざす。なお、実証実験では、先端のICTインフラであるローカルセルラー(※)やIoT向け無線技術Wi-Fi「IEEE802.11ah」(※2)の活用も予定しており、ユースケースやニーズに基づき自営で情報通信ネットワーク環境の基盤整備が可能となるため、ルーラルエリア等のスマート化の普及も視野に入れている。

※1 ローカルセルラー
地域限定、もしくは特定地域における自営設備を利用した無線通信です。

※2 IEEE802.11ah
920MHz帯の周波数を利用するIEEE標準規格のひとつで、「Wi-Fiの伝送距離が拡大」「端末・アクセスポイント・クラウドまでエンドエンドでユーザが自由にネットワーク構築可能」「数Mbpsのスループットの可能性を有する」等の特徴を持つ新しいWi-Fi規格

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識