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2018年12月27日

【環 境】三菱マテリアル 秋田県で66年ぶりに新たな水力発電所を着工


三菱マテリアルは秋田県北秋田市小又川水系において、1953年(昭和28年)に完成した小又川第四発電所以来の新規水力発電所となる「小又川新発電所(出力10,326kW)」を2019(平成31)年5月に着工する。

水力発電は、CO2を出さない環境にやさしい発電方式である。近年は再生可能エネルギーの利用が拡大していく一方で、河川から水を直接引き込んで発電する流れ込み式水力発電所の建設は、水資源の確保や採算性等の理由から少なくなっている。

三菱マテリアルは再生可能エネルギー固定価格制度(FIT)の施行を機に、森吉ダムを中心とした小又川水系にて営業運転中の小又川第一、第二および第四発電所の効率的運用による電源増加策、ならびに小又川第一および第二発電所の経年対策について検討を進めていた。その結果、森吉ダム直下の小又川第四発電所の放流口から直接取水(取水量13.0立法m/s)し、ずい道により約8.5km下流に水を導き、有効落差約90mを確保して10,326kW発電する新発電所の建設を計画し、FIT認定を受けた。この建設に併せて、河川環境保全と維持のために正常流量の放流も設定した。これに伴い、小又川第一および第二発電所については今後の維持管理費用増加も踏まえ、小又川新発電所の完成を機に役目を終える。

新発電所の完成は2022年12月を予定している。新発電所の完成により、小又川水系の発電能力は2,860kW、年間発電量は約13,400MWhの増加となり、河川環境を保全しながら、小又川水系の水力を利用した再生可能エネルギー電力を長期安定的に供給することで、効率的な水資源の活用が実現される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】