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2018年11月21日

【物 流】ウェザーニュース・KDDI ドローン向け高精細気象予測システムを開発


ウェザーニュースとKDDIはドローンを活用する事業者向けにドローン運航のサポートを目的とした高精細気象予測システムを開発し、2018(平成30)年11月15日よりKDDIが構築する「スマートドローンプラットフォーム」にて利用可能であることを発表した。

この予測システムはウェザーニュースとKDDIが協業で基地局に設置している全国3,000か所の気象観測装置「ソラテナ」やウェザーニュースが独自収集している全国10,000か所の気象データを活用し、ドローンを運航する上で必要となる気象情報を業界初の250mメッシュ、高度10m単位で情報提供(風向風速や地上降水量など)することによりドローンを活用する事業者をサポートする。

国土交通省の調べによると2015年12月〜2018年9月に発生したドローンの墜落等の事故158件中、強風や雨等の気象に起因した事故は15%である。従来のドローン向けの気象情報は2kmメッシュ、高度50m単位が主流であり、安全運行を実施するためより細かな気象予測が求められることや従来の気象情報をもとに運航し、危険な気象エリアを回避した場合にはドローンは大きな迂回が必要となり、バッテリー等に大きな負荷が生じる等の課題がある。本システムはこうした迂回を最小限に止めることや事前に飛行可能ルートの選択肢を多く提供することにより運航の最適化を目指す。他にも上空150mまでの風予測もピンポイントに10分間隔で確認することができるため気象要因による事故予防にも繋がる。

このシステムを活用することにより、例として、人手不足な農業分野でのドローンによる農薬散布時に風予測から区域外への農薬飛散を防ぐことができるほか、災害現場での建物の倒壊や土砂崩れ等のおそれのある危険な場所での状況確認や捜索活動を行う際に、サポートを通じ安全・コスト・スピードのそれぞれの面で貢献するとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| IT関連