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2018年10月02日

【物 流】全ト協 急増する車輪脱落事故に警鐘を鳴らすリーフレットを作成


全日本トラック協会は、近年急増する大型トラック(総重量8トン以上)のホイール・ボルト折損等による車輪脱落事故に対して、事故の発生状況等のデータとともに車輪脱落事故を防ぐためのリーフレットを作成した。

統計によると、2015年から2017年の間に大型トラックのホイール・ボルト折損等による車輪脱落事故は、41件から67件と約63%の増加が見られた。原因別では、作業ミスが全体の84%と最も多くなっており、次に経年劣化の9%、不適合品使用の3%と続いている。

脱落するタイヤは、左側後軸が全体の80%以上と最も多くなっており、後軸のタイヤは前側のタイヤと異なりハンドルからの違和感や異音に気付きにくいことが指摘されている。

ホイール・ボルト及びホイール・ナットの締め付け方式には、大きく分けて球面座で締め付けるJIS方式と、平面座で締め付けるISO方式があり、事故はISO方式で多く発生する傾向を見せている。同協会ではこれらの締め付け方式と部品の材質をしっかり確認するよう求めている。

リーフレットでは、車輪脱落を防ぐポイントを4つに分けて紹介している。1つ目は確実な締め付け、2つ目は増し締めの実施、3つ目は日常の点検、4つ目はホイールの履き替えである。

全ト協は実際に起きた事故例を交えながら、車輪脱落事故がもたらす危険性に対して注意を喚起した上で、日常点検及び定期点検の確実な実施を求めている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者