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2018年06月11日

【アジア】日本紙パルプ商事 インドで合弁会社を設立し古紙再資源化事業を強化

日本紙パルプ商事はインドにおける古紙再資源化事業の強化を目的として、Papyrus Recycling Private (本社:インド)と合弁でOVOL Fibre Solution INDIA Private (以下、OFSI社)を設立、営業を開始した。OFSI社は当社グループブランド「OVOL」を社名に冠した、初めてのグループ会社となる。

インド経済は、12.6億人という世界2位の人口を背景に順調な経済成長を遂げている。同国の紙市場は経済伸長に伴い、包装資材の需要が堅調な伸びを示しており、識字率の向上に伴う新聞用紙を含むグラフィック系の紙需要も増加、紙・板紙の生産量は平成28(2016)年と比較して平成31(2019)年は約120%と大きく伸ばす見込みである。

そのような状況下、日本紙パルプ商事は2012年にインド主要都市に拠点を持つ大手紙商KCTをグループ化、現地での紙・板紙販売事業を強化しているが、今回、製紙原料として重要な古紙の再資源化事業を強化するため、OFSI社を設立、主に印刷会社や、段ボール加工会社から排出される産業用古紙の取扱いを拡大する。

インドの製紙原料に古紙が占める割合は約6割となっているが、環境規制による新設のパルプ製造設備の設置が難しいこと、古紙においても国内の回収率が約3割と大半を輸入に頼っており、今後は国内の古紙回収、再資源化が一層重要視されるところである。

OFSI社の設立により、日本紙パルプ商事グループはインドにおける紙卸売マーケットに加え、製紙原料としての古紙を安定供給する体制を確固たるものにすることが可能となる。今後、同社グループの古紙再資源化事業の更なる強化・活用を推し進め、同地域及び国内外における資源循環型社会構築に努めていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア