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2018年05月15日

【物 流】内航海運  輸送動向調査(2018年2月分)


日本内航海運組合総連合会は、貨物船・油送船の主要元請オペレータ60社における輸送量(内航輸送量全体の80%以上を占める)について、2018(平成30)年2月分の調査結果を発表した。

これによると、貨物船の輸送量は、18,050千トンで前年同月比101%、前月比104%となった。
輸送主要品目別の前年同月比をみると、鉄鋼は、荒天が少なかったこと、また、2017(平成29)年10月の某鉄鋼メーカーの高炉閉鎖による製鉄所間の製品輸送増加を受け、109%となった。原料は、石灰石が堅調に推移している一方で、高炉閉鎖に伴う金属鉱の横持ち輸送減少を受け、98%となった。
その他、紙・パルプは一部工場のトラブルを受け96%。自動車は販売台数の落ち込み、セメントは需要の落ち込みを受け、それぞれ99%と94%となり、前年を割り込んだ。一方、雑貨は記録的な大雪等の影響により、109%となった。

油送船の輸送量は、10,532千kl・千トンで前年同月比99%、前月比で94%となった。
輸送主要品目別の前年同月比をみると、黒油は一部の製油所で前年なかった製油所間転送の発生、また、ボンドバンカーの引き合いも好調だった為、108%と大幅に増加した。白油(ガソリン・灯油・軽油)は、輸送用軽油の輸送が控えられた為、97%と落ち込んだ。
その他、ケミカルは製油所間転送が旺盛であった為、105%。高圧液化は、LPG、塩ビモノマーの減少や製油所トラブルによるブタンの転送減少等マイナスが見られ、83%なった。また、高温液体はアスファルトの輸送が低調であった為、73%。耐腐食は苛性ソーダが減少した一方で、硫酸が増加して100%と横ばいになった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者