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2018年05月14日

【流 通】奥村組 ウェアラブル端末等を用いた外壁タイル打診調査支援システムを開発


奥村組は、外壁タイルの打診調査にかかる作業を省力化するため、ウェアラブル端末等を用いた調査支援システムを開発した(特許出願済)。

外壁に用いられているタイルは、剥落すると歩行者等に危害を及ぼすおそれがあることから、定期的に打診等による全面の調査が義務づけられている。近年、調査の省力化を目的として赤外線や専用ロボットなどを利用した方法が開発されているが、気象条件に左右されることや、高コストであることから、一般的には外部足場から調査員が打診調査を行う従来の方法が多く採用されている。この従来の打診調査では、現地で調査結果を手書きで記録しており、記録の整理を含めると多大な労力を要していたので、調査の省力化を求めるニーズが高まっていた。

この開発されたシステムは、携帯性に優れたウェアラブル端末と小型のセンサー等の機器を用いて、調査員が視覚や聴覚によって判別したタイルの異常などの状況を手元のスイッチによる簡単な操作で記録すると同時に、測域センサーで検知した打診棒の位置情報が付加される仕組みになっており、その場で調査結果を図や数量として電子情報化することができる。さらに、記録したデータはCADソフト上で立面図と重ね合わせることや、一般的な表計算ソフトで集計することもできることから、同システムによって、現地調査から報告書作成にわたる一連の作業が迅速化・省力化でき、調査期間の短縮とコスト削減につながる。

このシステムを構成している機器は汎用的に使用できる記録支援装置であり、調達しやすくコスト面においても利点があることから、広く普及展開することが可能である。当面は同社の調査業務に適用して改善を行う予定としている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通