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2018年05月08日

【流 通】停電発生時も緩やかに停止するエスカレーター


日立製作所(以下、日立)と日立ビルシステムは、停電発生時にエスカレーターが急停止せずに緩やかに減速することで、利用者の転倒やつまずきを抑制する停電時ソフトストップ機能を搭載したエスカレーターを、業界に先駆けて開発(※)した。この機能を搭載したエスカレーターを、2018年4月30日に開院した日本生命済生会日本生命病院(以下、日本生命病院)に納入した。

日立が2008年に販売開始したエスカレーター「VX シリーズ」は、微妙な加減速が可能なインバーター制御の採用によって実現したソフトストップ機能を基本仕様として搭載している。ソフトストップ機能は、エスカレーターの安全装置作動時や非常停止ボタンが押されて緊急停止する場合に、緩やかに減速することで利用者の転倒やつまずきを抑制する機能であるが、停電によって駆動電力が断たれた場合には対応していなかった。

日本生命病院の建設にあたり、高齢者をはじめとするすべての利用者が、より安心して利用できるエスカレーターを設置したいとの要望を顧客から受け、日立と日立ビルシステムは停電時の急停止を回避する機能を開発した。具体的には、エスカレーターの減速時に発生する回生電力を駆動モーターの電力源として利用することで、エスカレーターを緩やかに停止させることができる機能を実現した。

※ 2018年5月7日時点、日立ビルシステム調べ

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通