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2018年05月08日

【知 識】トラック運行による疲労科学に基づく事故リスク予測手法の共同研究開始


日立物流および日立キャピタルオートリースは、理化学研究所 生命機能科学研究センター(以下、理研)、関西福祉科学大学、日立製作所と「物流トラック運行管理における疲労科学に基づく事故リスク評価予測手法の開発」を目的として、共同研究契約書を2018年4月24日に締結し、共同研究を開始した。これはトラック運送業務におけるドライバーの疲労に着目した、運行中の事故リスクを低減する安全運行支援技術を開発するのを目的としている。

事故を防ぎ、人を守ることは、輸送事業者だけにとどまらない社会的使命であり、IoTテクノロジーの活用により、ドライバー任せにしない安全運行のためのビークルソリューションを開発し、安全・品質を確保するとともに、この取り組みを広く展開し、プラットフォーム化することで「安全・環境に配慮した社会」「事故ゼロの社会」の実現をめざす。

 
【研究内容】

トラック運送業務における、

1 ドライバー・車両から運転行動を表現するセンシング項目を取得、重篤な事故につながる事故リスクKPIを定義して、上記センシング項目からドライバーの事故リスクを評価するシステムを確立する。
・運行前の生体の測定情報、および運行中の車載センシング機器からの危険シグナルおよび生体情報のすべてをクラウドに集約
・非定常動作・ヒヤリハットの記録を蓄積

2 上記事故リスクと同時にドライバーの疲労度合いを測定し、他の条件(運転スキル、環境条件など)とあわせて疲労と事故リスクの関係を解明、モデル化する。
・AIによる時系列多変量の相関性分析により、事故・ヒヤリハットに影響を与える状況を判断
・疲労科学に基づく事故リスク評価

これらにより、ドライバーに対して適切なタイミングに適切なリコメンドを生成できる安全運行支援、および管理支援技術を開発する。
・リアルタイムにドライバーおよび運行管理者へ警告を発信

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識