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2018年04月11日

【物 流】平成30(2018)年1月分 日本内航海運 輸送動向


日本内航海運組合総連合会が、平成30(2018)年1月分の貨物船・油送船主要元請けオペレーター60社の輸送量(内航輸送量全体の80%以上を占める)を発表した。詳細は以下の通り。

貨物船の輸送量は、17,364千トンで、前年同月比100.5%、前月比90.4%となった。輸送品目別に見て、前年同月比が増加となったのは鉄鋼3,562千トン(104.7%)、原料4,571千トン(101.0%)、雑貨2,010千トン(104.0%)、セメント2,265千トン(100.7%)の4品目であった。鉄鋼は、需要増加による輸送が継続しているほか、神戸市にある高炉が閉鎖したため、製鉄所間の製品輸送が増加している。雑貨は、低温による衣料品の輸送が目立ったほか、ホテルの建築資材、春節前の観光客による食料品・消耗品等の輸送が見られた。一方減少となったのは燃料1,132千トン(87.7%)、紙・パルプ192千トン(89.3%)、自動車3,632千トン(99.1%)の3品目で、燃料に関しては、厳冬で低温が続いたが、その他の電源による供給の影響や石炭専用船の入渠が見られたため、石炭の減少が全体を押し下げた。

油送船の輸送量は、10,982千kl・千トンで、前年同月比100.2%、前月比95.5%となった。輸送品目別で前年同月比が増加となったのは、白油6,208千トン(101.1%)、ケミカル759千トン(106.0%)、高圧液化657千トン(103.1%)の3品目。白油は、時化の影響で不荷役や避難等も相次いだが、寒波により灯油需要は旺盛となった。高圧液化に関しては、厳冬によるLPG需要の高まりが見られ、輸送は堅調に推移した。他方減少となったのは黒油2,807千トン(97.1%)、高温液体97千トン(87.4%)、耐腐食454千トン(98.3%)の3品目で、黒油については、降雪の影響で太陽光の電力供給不足から、石油火力向けの輸送が見られたほかA重油の需要等もあったが、その他の電力の供給が見られたため全体としては低調であった。

※括弧内は前年同月比を表す

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者