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2018年04月04日

【環 境】豊田通商とヤンマー 水素燃料電池システム搭載の燃料電池船を共同研究


豊田通商とヤンマーは、水素を燃料とした燃料電池システムを搭載した燃料電池船の共同研究を完了した。

この燃料電池船はヤンマー、海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所、日本船舶技術研究協会がコンソーシアムを組み国土交通省(国交省)より受注した「水素燃料電池船の安全ガイドライン策定のための調査検討事業」の実船試験に使用され、平成30(2018)年2月から3月にかけて実施した。

コンソーシアムでは国交省が水素社会実現に向けて平成27(2015)年度から3年計画で取り組んでいる同事業において、水素燃料電池船の安全ガイドライン(案)の検討を行ってきた。最終年度となる平成29(2017)年度は、燃料電池の塩害対策や動揺試験などこれまでの基礎知識で得られた成果に基づき、60kW級の純粋素燃料電池システムを搭載して、実船試験を実施した。60kW級船用燃料電池システムは、ヤンマーと豊田通商が共同研究を行いカナダのBallard Power Systems Inc(以下、バラード)製の燃料電池を搭載し製作した。

豊田通商は平成28(2016)年に直接水素型燃料電池の開発・製造メーカーであるバラードと日本国内における販売契約を締結している。今までバラード製の燃料電池は日本国内で定置式などの用途で使用されているが、今回の船舶向けの燃料電池の導入は日本初となる。傾斜や揺れ、振動そして塩害のある環境で使用される船舶向けの試験をクリアしたことで、動力としての新たな用途開発が期待できる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 環境配慮型輸送用機器【内容】