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2018年01月29日

【物 流】小口保冷輸送に関する国際標準化の議論がスタート


国土交通省(以下、国交省)は、小口保冷輸送に関する国際規格を開発する新たなプロジェクト委員会を設立し、今後日本が主導して小口保冷輸送に関する国際標準化を行っていく。

小口保冷輸送に関する国際標準化の背景は以下の通りである。
近年、生鮮食品などを一般家庭などに輸送する小口保冷輸送の需要は電子商取引市場の拡大に伴い、世界各国で高まっており、日本の物流業者もアジア諸国の主要都市を中心に進出を始めている。しかし、一部の国の事業者の中には、不十分な温度管理による粗悪なサービスを提供しているものも散見され、消費者からの信頼性欠如がサービスの市場拡大を阻害することが懸念されている。その為、国交省は消費者の信頼性確保と日本の物流業者の国際競争力強化の為、サービスの質を適切に評価し、アジア諸国と連携しながらコールドチェーン物流のガイドライン化や小口保冷輸送の国際標準化に取り組んでいる。

実施中の取り組みとして、平成28(2016)年3月より日本では「我が国物流システムの国際標準化等の推進に関する連絡検討会」において、物流事業者・業界団体・関係省庁(国交省、経済産業省・農林水産省)が連携し、オールジャパン体制で標準化が進められている。その結果として、平成29(2017)年2月には英国規格協会より小口保冷輸送に関する規格(PAS1018)が発行された。加えて、今回は日ASEANの物流政策対話及びワークショップや物流専門家会合の場などを活用することで各国の物流関係省庁、標準化機関などとの連携を図った結果、ISOにおいて日本提案で小口保冷輸送にかかわるプロジェクト委員会の設立が承認された。平成30(2018)年6月頃にはプロジェクト委員会の第1回国際会議を日本で開催し、ISOでの国際規格開発が本格的に開始される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流