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2017年12月21日

【物 流】平成29(2017)年10月分 日本内航海運 内航海運における輸送動向


日本内航海運組合総連合会が、平成29(2017)年10月分の貨物船・油送船主要元請けオペレーター60社の輸送量(内航輸送量全体の80%以上を占める)を発表した。詳細は以下の通り。

貨物船の輸送量は、17,958千トンで、前年同月比96.1%、前月比96.3%となった。輸送品目別にみて、前年同月比が増加となったのは燃料1,293千トン(103.9%)のみで、前年同月に比べ、大都市圏での気温低下の影響により、火力発電向け石炭の需要の増加が起因した。一方減少となったのは鉄鋼3,250千トン(90.7%)、原料4,614千トン(96.9%)、紙・パルプ194千トン(84.3%)、雑貨2,521千トン(96.4%)、自動車3,862千トン(99.1%)、セメント2,494千トン(94.4%)の6品目であった。その中でも、とりわけ減少となったのが紙・パルプで、台風や入渠船の影響により、輸送の停滞が見られたことが要因に挙げられる。

油送船の輸送量は、9,910千kl・千トンで、前年同月比95.5%、前月比101.9%となった。輸送品目別で前年同月比が横ばいとなったのが、高圧液化562千kl・千トン(100.0%)、高温液体105千kl・千トン(100.0%)。高圧液化は、LPG(液化石油ガス)が大口需要家向けや京浜地区での製油所の不具合等により転送需要が増したが、台風による輸送障害等が生じ、全体としては前年並みとなった。高温液体はアスファルトの大口需要家向けの需要が減少したものの、硫黄やその他高温液体が増加し、前年並みとなった。他方減少となったのが、黒油2,313千kl・千トン(95.3%)、白油5,850千kl・千トン(94.9%)、ケミカル667千kl・千トン(98.1%)、耐腐食413千kl・千トン(94.7%)の4品目である。最も減少となったのが耐腐食で、引き続き苛性ソーダの需要減少が見られた他、硫黄が定修の影響を受け減少したこと等が要因に挙げられる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者