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2017年12月18日

【物 流】燃費規制に関する有識者会議 重量車の新たな燃費基準とりまとめ


国土交通省と経済産業省による燃費規制に関する有識者会議は、2016年12月より検討されてきた「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」に基づき、重量車(車両総重量3.5トン超、トラック・バス等)の新たな燃費基準をとりまとめた。新しい燃費基準は2025年度を目標年度とし、現行基準と比較してトラック等は約13.4%、バスは約14.3%の基準強化を目指している。

新燃費基準策定の背景には、運輸部門のエネルギー消費量の増加や温室効果ガスの総排出量における重量車の割合などがある。製造事業者などによる積極的な取り組みなどから重量車の燃費は着実に改善が図られてきたが、エネルギー政策や地球温暖化の観点からさらなる燃費の改善が求められ、新たな燃費基準が検討されることとなった。

新基準では従来の測定方法が見直され、より走行実態に沿った燃費値を算定することとしている。また、とりまとめでは重量車単体の燃費性能の改善だけではなく、重量車のエネルギー消費量低減のために、政府や製造事業者もしくは自動車ユーザーなどへ燃費改善のための取り組みについて提言を行っている。なお、新基準における測定方法の改正項目は以下の通りである。

@ 燃費マップの測定点数の追加
A 空気抵抗、転がり抵抗の実測値の反映によるエネルギー損失の精緻化
B 走行実態に応じた都市間走行比率、積載・乗車比率の更新
C MT車用変速アルゴリズムの変更
D AMT変速マップの設定
E 回転部分相当質量
F 過渡補正係数の設定

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連