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2017年12月04日

【物 流】内航海運 輸送動向調査(2017年9月分)


日本内航海運組合総連合会は、平成29(2017)年9月分の貨物船・油送船の主要元請けオペレーター60社の輸送量の調査結果を発表した。

貨物船全体(40社)の輸送量は、18,654千トン(前年同月比1.3% 増)となった。

輸送主要品目別に見ると、鉄鋼(15社)では、今年は前年同月に見られた高炉改修による輸送量の減少は無く、輸送計画も高いレベルにあったが、台風15号と18号による輸送障害が見られた為、3,478千トン(同比 2.1% 増)となった。
原料(23社)では、台風の影響を受けたが、セメントの需要が反映された為、4,706千トン(同比 0.8% 増)となった。
燃料(14社)では、火力発電所向け石炭の輸送が堅調に推移した為、1,334千トン(同比 3.0% 増)となった。
紙・パルプ(10社)では、前年同月の製紙工場の休転により低水準の輸送であったが、今年は休転が無かった為、195千トン(同比 1.0% 増)となった。ただし、複数の工場でマシントラブルが発生し、生産量は減少となった。
雑貨(22社)では、前年同月では台風10号の発生により北海道地区ではJR貨物の貨物が流れてきていた事や、前年8月に運びきれなかった貨物の輸送で大きく増加していた為、2,221千トン(同比 3.1% 減)となった。
自動車(12社)では、先月に引き続いて新型車販売が好調となっている為、4,238千トン(同比 1.3% 増)となった。
セメント(12社)では、関東地区や東海地区の輸送が目立っていた為、2,482千トン(同比 3.8% 増)となった。

油送船全体(29社)の輸送量では、9,728千kl・千トン(同比 2.2% 減)となった。

輸送主要品目別で見ると、黒油(18社)では、電力需要の減少が継続したが、製油所間の基材転送の増加により下げ留まった為、2,322千kl・千トン(同比 9.0% 減)となった。
白油(15社)では、台風18号の影響で輸送障害が見られた。また、天候不良によりガソリンの販売減少も続いた為、5,654千kl・千トン(同比 0.6% 減)となった。
ケミカル(13社)では、台風の影響は軽微であり、定修が一段落、さらには輸出用製品輸送や内需の高まりにより輸送が好調であった為、704千kl・千トン(同比 7.2% 増)となった。
高圧液化(13社)では、先月同様に前年にあったLPGの製油所の不具合による大幅減が無かった為、542千kl・千トン(同比 7.1% 増)となった。
高温液体(7社)では、アスファルトは大口需要家向けや転送の減少が見られた為、103千kl・千トン(同比 14.9% 減)となった。
耐腐食(13社)では、苛性ソーダの需要の減少が見られ、硫酸は定修の影響を受けて減少した為、402千kl・千トン(同比 4.5% 減)となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者