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2017年11月28日

【環 境】日揮 ガーナ沖油ガス田向けFPSO保有・傭船事業会社に出資


日揮、住友商事、川崎汽船、日本政策投資銀行(以下:共同4社)は、マレーシアの海洋サービス事業者であるYinson Holdings Berhad(インソン・ホールディングス、以下:インソン社)と、インソン社が全額出資するガーナ沖油ガス田向け浮体式石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO ※1)の保有・傭船事業(以下:同事業)会社であるYinson Production(west Africa)Pte Ltd(YP(WA)PL社)の株式の一部譲渡に関わる契約を締結した。

同契約は、共同4社とインソン社の間で平成29(2017)年6月に調印された同事業への参画に関する基本合意に沿って締結されるものであり、各種前提条件が充足し、同契約が発効した時点で、共同4社は合弁会社を通じてYP(WA)PL社の株式の26%を取得する。同事業への参画にあたり、同社は、石油・ガス分野における豊富なEPC(設計・調達・建設)遂行実績を活かしたFPSOのトップサイド設備に関わる技術的サポートの面で主に貢献していく。

YP(WA)PL社は、イタリア大手石油会社Eni SPA傘下のEni Ghana Exploration and Production Ltdとの間で、FPSOの15年間の長期傭船契約を締結し、同年5月にガーナ沖南西約60キロメートルのOffshore Cape Three Point(OCTP)鉱区において原油生産を開始しており、平成30(2018)年半ばには同FPSOからガーナ国内向けの天然ガス供給が開始される予定である。

同社は、平成28(2016)年度からの5カ年を対象とする中期経営計画「Beyond the Horizon」において、オフショア分野への本格進出を目標として掲げており、浮体式洋上天然ガス液化設備(以下:FLNG ※2)のEPCに関しては、既に業界トップクラスの実績を重ねている。加えて、同社にとって初となる今回のFPSO保有・傭船事業への参画を通じ、事業者としての知見やノウハウを獲得することで、FPSO並びにFLNGに関わるEPC、さらにはO&Mサービスといった各事業間のシナジーを実現し、各事業の強化・拡大を図っていく。

※1 FPSO
Floating Production,Storage and Offloadingの略。洋上で原油・ガスを生産し、生産した原油をタンクに貯蔵し、直接タンカーへの積み出しを行う設備

※2 FLNG
Floating LNGの略。洋上でLNGを生産し、生産したLNGをタンクに貯蔵し、LNG船に積み出しを行う設備

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】