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2017年11月10日

【環 境】JR東日本 省エネ型散水消雪整備制御システムを開発・導入


JR東日本は、省スペース化出力型熱源機を用いた省エネ型散水消雪設備制御システムを開発し、上越新幹線の一部設備に導入する。

JR東日本は平成28(2016)年11月に「技術的新中長期ビジョン」を策定し、「エネルギー環境」の分野において省エネ技術の実現に向けた研究開発を推進している。その中で豪雪地域における新幹線の安定輸送を支える散水消雪設備の省エネルギー化に取り組んできた。

散水消雪設備都は、熱源機で温めた水を新幹線の高架上に散水して積雪を防止する設備である。今回、JR東日本研究開発センターでは、省エネ型散水消雪設備制御システムを開発に合わせて、これに対応する省スペース高出力熱源機(真空式温水機)も開発した。このシステムの導入により、燃料消費量およびCO2排出量の10%削減が期待できる。

今回開発したシステムは熱源機の状態情報を新たに判断材料に加えて、省エネとなるように運転する。これにより、いままで捨てていたエネルギーを無駄なく活用できるようになる。また、熱源機は真空式温水機では初めて、複数ある熱源機の運転効率を比較し、運転の優先順位を決定する機能を採用すると同時に、出力を25%向上させつつ、既存熱源機の設置スペースに置換えが可能な省スペース型とした。さらに要求に応じた適正量の熱を作ることができる燃料方式(比例燃焼制御)を可能にした。

同システムは、2017年11月下旬までに、上越新幹線中島消雪基地(長岡市内)へ導入する。今後効果を踏まえ、同様のシステムを採用している上越新幹線の散水消雪設備について設備更新に合わせ、導入を検討する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 環境配慮型施設・設備【取り組み内容別】