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2017年10月03日

【知 識】宮崎交通とヤマト運輸 路線バスを活用の「客貨混載」で農水産品を海外輸出


宮崎交通とヤマト運輸は、2017年9月より、日本で初めて保冷専用BOX搭載の路線バスを活用した「客貨混載」で国際クール宅急便も輸送し、農水産品を海外へ輸出した。取り組みの第一弾として、西米良村特産の西米良サーモンを香港の日本食レストランへ届け、生産者等の販路拡大を支援する。

両社は、バス路線網の維持と物流の効率化による地域住民の生活サービス向上を目的に、2015年10月から西都市−西米良村を結ぶ路線バスで「客貨混載」を開始し、2016年6月には延岡市−高千穂町、日向市−諸塚村に取り組みを拡大した。2017年1月からは西都市−西米良村に保冷専用BOXを搭載した路線バスを導入し、クール宅急便で西米良村特産の西米良サーモンなどの輸送を開始し、生産者等の国内での販路拡大の支援にも取り組んできた。

西米良サーモンは、井戸内養魚場(代表取締役社長:濱砂 清男)が1990年から養殖を始め、近年、海外への販路拡大にも取り組む中、鮮度の維持や新たな販路の開拓が課題となっていた。

宮崎交通とヤマト運輸は、西都市−西米良村を結ぶ路線バスによる「客貨混載」と国際クール宅急便の輸送スキームを組み合わせ、高品質な農水産品を鮮度を保ったまま海外へスピーディーに届ける。取り組みの第一弾として、商社として香港で宮崎県の農水産品を輸入するNANA FARMを通じ新たな商流を創出し、西米良サーモンを香港の日本食レストランへ翌々日に届ける。これにより、物流との両輪で付加価値を高め、生産者等のさらなる販路拡大を支援する。

■取り組みの内容
(1)ヤマト運輸のセールスドライバー(以下、SD)が、井戸内養魚場から西米良サーモンを集荷し、西米良村のバス停留所「村所」で路線バスに積み込む。宮崎交通のドライバーが西都バスセンターでSDに引き渡し、SDが県内のヤマト運輸の物流ターミナル(宮崎ベース)へ発送する。
(2)ヤマト運輸は宮崎ベースから宮崎空港と羽田空港を経由し、那覇空港へ輸送する。
(3)那覇空港でヤマト運輸が輸出の通関手続きを行った後、香港空港へ輸送し、到着後、香港ヤマト運輸の物流ターミナル(香港ベース)で荷物を仕分け、現地のSDが届ける。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識