<< 前のエントリ合通のトップページへ次のエントリ >>
2017年09月29日

【環 境】東芝、曲がる太陽電池モジュールの低コスト・高効率化技術を開発


東芝は、独自の塗布印刷技術を用いて、樹脂フィルム基板上に作製した5cm×5cmのペロブスカイト太陽電池(※1)モジュール(※2)で、世界最高のエネルギー変換効率(※3)10.5%(電気安全環境研究所の測定による)を達成した。

これまで培ってきた有機薄膜太陽電池(※4)モジュール作製技術をベースに、フィルム基板を用いたペロブスカイト太陽電池向けの成膜プロセス技術や、モジュール作製のためのスクライブ(※5)プロセス技術を開発したことで、フィルム型ペロブスカイト太陽電池モジュールとしては、10%を超える世界最高の変換効率を達成した。同モジュール技術はフレキシブルなフィルム基板を用いていることから、ロール・ツー・ロール方式で作製でき、低コスト化が可能である。また、高効率のポテンシャルを持つペロブスカイト太陽電池のため、更なる高効率化が期待できる。
 
※1 ペロブスカイト太陽電池
光吸収層がペロブスカイト結晶で構成されている太陽電池

※2 モジュール
セルは太陽電池の基本単位の素子、モジュールは複数のセルを電気的に接続したもの

※3 エネルギー変換効率
太陽光のエネルギーを電気エネルギーに変換する効率

※4 有機薄膜太陽電池の効率では、セル、ミニモジュール、モジュールで東芝が世界トップ(Solar Cell Efficiency Tables Vol.50 (2017) )

※5 スクライブ
セルの直列接続構造を形成するために、電極上の膜の一部分を取り除き、電極を露出させる工程

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 環境負荷低減【取り組み内容別】