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2017年07月31日

【物 流】職場受け取り運動 荷物の職場受け取りで再配達削減


日本物流団体連合会(以下:物流連)はWEBサイト上で荷物の再配達防止のために職場での荷物の受け取りを推奨する「職場受け取り運動」のリンクを掲載した。

昨今、取り沙汰されている宅配業界における再配達増加という社会課題は、インターネットをはじめとした通販の発達とともに荷物の配達量が増加し、近年大きな問題となってきている。2015年の国土交通省の調査報告によると、年間約40億個の宅配貨物のうち、8億個が一度で運ばれておらず、労働力の観点からは、9万人のトラック運転手が1年間無駄に働いているという現状が判明している。

この運動を運営する「職場受け取り運動事務局」では、利用者の生活の向上と引き換えに宅配業界にだけ負担がかかり続ける事は、日本経済の健全な発展につながらないと考え、同運動を広げることでこの問題を解決すべく活動している。
 
再配達が起こる要因の一つに、利用者の勤務中に荷物が自宅に届けられるというケースが考えられる。そのため、同運動の協賛企業・団体では宅配物の職場での受け取りを実施している。時間外規制等で宅配運転手が午後8時以降働けない時代となった今、働く人の多くは平日の受け取り時間を指定できない。

一般的に、再配達問題に対しての解決策として宅配ボックスの活用が提唱されているが、宅配ボックスはコストもスペースも必要であり、全ての中小零細企業や個人宅に導入することは難しい。対して職場受け取り運動は、社内の責任者が社員に向けて個人の宅配物を職場で受け取って良い旨の周知をするだけであり、コストもかからないため導入しやすく、再配達問題に対しての最も効果的な方法であると思われる。今後多くの日本企業は、CSRの観点から、同運動の実施を前向きに検討し、ライフラインである日本の優れた宅配便サービスを維持すべきであるとしている。

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投稿者:gotsuat 09:45| その他