<< 前のエントリ合通のトップページへ次のエントリ >>
2017年06月20日

【環 境】川崎重工、新形状LNG運搬船用モス型タンク開発、3つの承認機関から基本承認取得


川崎重工は、新形状のLNG(液化天然ガス)運搬船用モス型LNGタンクを開発し、日本海事協会、アメリカ船級協会、ノルウェー本部の認証機関DNV GLの3機関から基本承認を取得した。世界の主要な船級協会の中でも優れた技術と実績を誇る3社より基本承認を取得したことで、新形状のモス型LNGタンクの信頼性と実現性の高さが証明された。

今回基本承認を取得した新形状のモス型LNGタンクは、従来の真球形状のモス型LNGタンクの円形の垂直断面を正方形に近づけるように変形させ、船体とタンクとの隙間を減らすことで、モス型LNGタンクの特長である優れた耐スロッシング(液揺れ)性や建造中・就航後の検査の容易性はそのままに、容積効率の向上を実現している。
従来の15万5000m3型LNG運搬船に搭載される真球タンクと比較し、タンクの幅と長さを変更せず、積載容量を約15%増加させた。総容量18万m3のLNGを貯蔵し、新パナマ運河も通峡可能なLNG運搬船を実現する。タンクの高さを低く抑えることで、船橋からの視界や船が傾いた際に元に戻ろうとする性質も向上する。同社独自技術で世界最高レベルの性能を有する「カワサキパネルシステム」を防熱システムに採用可能であり、ボイルオフガスを低減し、積荷運搬時の損失を抑制する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:55| 環境配慮型輸送用機器【取り組み内容別】