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2017年05月16日

【物 流】第104回IMO法律委員会の結果概要


国際海事機関(以下IMO)が、第104回法律委員会をロンドンで平成29(2017)年4 月26から開催した。今回の会合において、平成22(2010)年に改正された「危険物資及び有害物質の海上輸送に関連する損害についての責任並びに損害賠償及び補償に関する国際条約」(以下、HNS条約)の目的として、2つの総会議案が採択された。これらの議決案は、第30回IMO総会(同年12月)での採択を予定している。下記は結果概要である。

@平成22(2010)年改正のHNS条約の発効促進
本条約の発効促進を図るため、平成26(2014)年から委員会において審議がされており、以下の項目が承認された。
1.条約に対する理解を深めるための資料である「HNS事故シナリオ」
2.将来のワークショップのプログラム案
3.平成22(2010)年HNS条約の批准に向けた検討を各国の状況に合わせて促す総会決議案

ACLC条約及びHNS条約証の発行権限の移譲
平成4(1992)年民事責任条約(以下、CLC条約)及び平成22(2010)年改正HNS条約の解釈に関し、前回の会合より審議がされており、今回の会合において、条約証書の発給権限を認定機関に委譲するための具体的な手続きを定めた総会決議案が採択された。
日本は、「発給権限を委譲したとしても加盟国は自身が証書を発行したのと同様に責任を負う必要があること等の主張を決議案に反映させた上で支持した。」としている。

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投稿者:gotsuat 09:50| 国際物流