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2016年05月16日

【環 境】福岡工大 焼酎製造時に生じる粕を活用した充電池を開発


福岡工業大学は、焼酎製造時に生じる「粕(かす)」を活用した充電池を開発した。
この充電池は瞬間的に大きな電気を充放電でき、将来的には電気自動車、小型モバイル機器、家庭用の充電池などへの実用化が期待できる。廃棄物を使用するため、低コストなうえ、放充電の際に劣化が少なく長期間の使用も可能である。また、九州で大量に発生する焼酎粕の新たな活用法を開拓したことで、地域の環境保護や産業の活性化も期待されている。

今回開発した充電地は「電気二重層キャパシタ」タイプである。「電気二重層キャパシタ」とは、活性炭の表面にある微細な隙間に多数のイオンが付着したり放出されたりする現象を利用した充電池で、通常の充電池と比較して、貯められる電気の量は劣るものの、短時間で充放電する瞬発力に優れており、繰り返しの使用に非常に強いという特徴がある。

そのため、ハイブリッド自動車でブレーキ時のエネルギーを急速に蓄えたり、発進・加速時に大きな電力を供給したりする用途に適しているが、現状では更に多くの電気を蓄えられるようにすることと、できるだけ安く作ることの課題があるが、今後も実用化に向けた取組を進めていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| その他の機関の取り組み 【機関別】